今回は、うちの近所にある、自分が常連として通っている焼きとん屋さんをご紹介します。
池袋を中心に店舗を構えている「木々家」さんです。
本店は池袋の西口から徒歩5~6分程のところにあります。
家が本店の近所なのでほぼ本店にしか入ったことはありませんが、池袋に5店舗、高田馬場に1店舗、五反田に1店舗あります(2018/12/5現在)。
このお店のウリとしてまず挙げられるのは、なんといってもこの特大サイズの焼きとんです。
写真だと少し分かりにくいですが、大きさは一般的なお店で食べられるやきとんの3倍くらいはあります。そしてとにかく美味しい!
串の先に行くに従って大きい具を刺しているので、一口目から美味さが口いっぱいに広がるようになっています。この手法は売れている焼鳥・焼きとん屋の常套手段ですが、何度も言っているようにこのお店の焼きとんは全体的にかなりのサイズなので、一口で本当に多幸感を得られます。
種類によりますが、大体1本200円前後なので、かなりコスパもいいかと。
個人的にオススメな焼きとんは、上の写真に載せている シロ(大腸)・カシラ(顔肉)・キクアブラ(小腸脂) です。レバーもとても美味しいんですが、とある理由によりあまり注文しません(理由は後述)。
シロは超定番の串ですが、柔らかさと香ばしさが段違いです。脂の甘みを引き立てるタレも最高。
カシラは脂が少なくて適度な柔らかさも併せ持っているので、いい肉を食べている感を得られます。タレでも塩でもいけます。
キクアブラは希少部位らしいんですが、木々家さんでは普通に注文できます。食感はザ・脂身という感じですが、1本丸々食べても全くイヤな感じがないので、上質な脂感があります。これもタレがオススメ。
どの串もビールがとにかく進みます。
もう一つのこのお店のウリは、このモツ刺し!
昔は生で出されていたんですが、2011年のユッケ事件の影響で法改正された(2015年)後からは、低温調理されたものが出されるようになりました。
ちょうど自分が池袋に住み始めたのが2015年の初頭なんですが、初回訪問時は改正された法律の施行直前だったので生レバーを頂けたんですよね。。。良い時代だった。。。
元々は生で出していただけあって、鮮度は抜群です。
モツ刺しはタン・ハラミ・ハツから選べますが、1種類だと599円、2種盛合せだと999円、3種盛合せだと1,200円になるので、盛合せがお得です。
たまにレバーもメニューに載ることがありますが、基本はこの3種のようです。
この子たちにショウガやニンニクを乗せ、醤油か塩ゴマ油をつけて頂きます。これだけ新鮮なホルモンが美味くないわけがない。
焼酎や日本酒と一緒に頂きたい品です。
1日15食限定のレアメニューですが、モツ煮も最高です。
しつこく言っているようにこのお店のモツは質も鮮度も最高なんですが、そんなモツを煮込んだら柔らかくてフワッフワのモツ煮ができるに決まってます。
味付けは店主のお母さん直伝の、とっても優しいクリーミーな味。柔らかいモツが更にとろけちゃいます。
モツ煮は好物なので色んなお店で注文して食べてきたんですが、ここのモツ煮は1,2を争うくらい最高です。
そして隠れたオススメメニューがこれ。レバカツ。
これもかなりの特大サイズ。口の中がパンパンになります。
中濃ソース・マヨネーズ・特製味噌をつけて食べるんですが、これが本当に絶品!
↓中はこんなにレア。
レアだからこその旨味と柔らかさ、新鮮だからこその臭みの無さ、ボリューミーだからこその食べ応え。これらが三位一体となって最強となります。めちゃくちゃ美味しいです。
木々家に来た時は必ずこのレバカツを注文するんですが、これを食べるとレバー欲というものが完全に満たされてしまうので、焼きとんのレバーを食べる必要がなくなるんですよね……これが焼きとんレバーを注文しない理由です。
これは本当にオススメなメニューなので、是非注文してみて下さい。
代表的なメニューと一番のオススメメニューを紹介してきましたが、木々家さんのメニューは全部本当に美味しいです。
他にも、おろしニンニクにまみれたタタキきゅうりや、カラッと揚げられたごぼうチップスなんかもオススメです。
池袋で焼きとんを食べたくなった時はぜひ訪れてみて下さい。